ママス&パパス/夢のカリフォルニア その2
ジャン&ディーンを育てたアドラー、バーズを手掛けたテリー・メルチ
ャー、「孤独の世界」をヒットさせたP.F.スローンとその相棒スティ
ーヴ・バリら、サーフ・ミュージック出身のプロデューサーやソン
グライターがLA産フォーク・ロックの誕生と隆盛に貢献したこと
はカリフォルニア・サウンドの歴史を考える上でも重要なポイント
のひとつだ。ママス&パパスのサウンドがソウルやジャズの影響を
含む洗練されたものだったことも“プロの仕事”を感じさせる。
?のヒットで“ヒッピーの楽園としてのカリフォルニア”のイメー
ジを世界中に流布した功罪(あるいは罪業?)も大きい。そしてア
ドラーとフィリップスが仕掛けたモンタレー・ポップ・フェスのテ
ーマ曲「花のサンフランシスコ」がその幻想をさらに増幅させた。